集音器 補聴器 違い2

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集音器と補聴器って何が違うの?

ここでは、「支援制度から見た違い」と「機能面から見た違い」について解説します。

「補聴器」は「医療機器」なので、障がい者手帳さえあれば、補助金適用で購入でき、「医療費控除」の対象でもあります。

それに対し「集音器」は「オーディオ機器」なので補助金適用外です。

もちろん「医療費控除」の対象でもありません。

集音器補聴器
分類オーディオ機器医療機器
補助金対象外対象
医療費控除対象外対象
価格1~2万円程度10~60万円

前提として、「補助金」と「医療費控除」を受けるには医師の診断が必要になります

もらえる補助金の額は、「障害者手帳の等級」や「年齢」、「お住いの地域」などにより異なりますが、目安は購入金額の1/3~2/3です。

片耳10万円の補聴器を購入した場合、3万~6万円ほどの補助金を受け取ることができます。

そのため、自己負担は4万円~7万円程度になります。

両耳購入した場合の自己負担は8万円~14万円になります。

実際にあなたが受けられる補助金の額は、お住いの役場へ連絡して聞いてみてください。

  1. 医師から「難聴である」と診断を受ける
  2. 役場で「⾝体障害者診断書」をもらう
  3. 医師のところへ「⾝体障害者診断書」を持って行き記入してもらう
  4. 医師に記入してもらった「⾝体障害者診断書」を役場へもっていき「障害者手帳」の発行手続きをする(1か月ほどで「障害者手帳」が発行される)
  5. 「障害者手帳」をもって役場へ行き「補聴器の意見書」をもらう
  6. 「補聴器の意見書」を医師のもとへもって行き、記入してもらう
  7. 医師に記入してもらった「補聴器の意見書」を補聴器販売店(電気屋やメガネ屋)へもって行き、「補聴器の見積書」を作成してもらう
  8. 「補聴器の見積書」を役場へ持って行き「補助金」の申請を行う
  9. 1~3週間程度で指定の口座に補助金が振り込まれる、または自治体から「補助金の振込口座を指定してほしい」という旨の手紙が届く

補聴器ほちょうき」は「補助金ほじょきん」があれば、実際の販売価格よりは安く購入することができます。

しかし、「補助金適用で補聴器を購入する場合」と「集音器を全額自己負担で購入するする場合」を比べると、集音器の方が自己負担額が安く済みます

そのため、医師から難聴と診断された人の中でも、補聴器ではなく集音器を選ぶ人もいるようです

機能面から見た「集音器」と「補聴器」の大きな違いは、「出せる音量の上限」と「周波数帯ごとに音量調節できるかどうか」です。

「集音器」は医師の診断や使用上の注意に関する説明を受けなくても購入できるので、特別な知識がなくても、誰でも安全に使えるように出せる音量の上限が低く設定されています

そのため、「集音器」は「軽度難聴者向け」のデバイスとなっています。

それに対し、「補聴器」は基本的に「電気屋さん」や「メガネ屋さん」などできちんと聴力測定し、説明を詳しく受けたり、補聴器を調整してからでないと買うことができません。

でも、補聴器もネットで売ってたよ。

確かに「補聴器」はネットでも購入することができます。

価格も3万円~10万円程度と、補聴器にしてはそこまで高価ではありません。

しかし、そういったものはきちんと認証を受けた「医療機器」であっても、出せる音量の上限が「集音器」と同程度に設定されています

聴力測定も受けずに大きな音を出せる補聴器をつけてしまうと、耳にダメージを受けてしまう可能性があるからです。

そのため、「補聴器」であっても、ネットで簡単に購入できるモデルは、性能が集音器」とあまり変わらないのです

「出せる音量の上限」以外の違いは、「イコライザー機能」です。

イコライザー機能とは

周波数帯ごとに音量を調整する機能のことです。

「高い補聴器」ほど細かく調整することができます

一口ひとくちに難聴といっても、すべての音が聞こえにくくなるわけではなく、人によって「聞き取りやすい音」と「聞き取りにくい音」の周波数が異なります

そのため、すべての周波数帯の音量を上げてしまうと、雑音の多い場所では「うるさい」と感じてしまいます。

しかし、「聞き取りやすい音」の周波数帯の音量だけ下げ、「聞き取りにくい音」の周波数帯の音量を上げれば雑音の多い場所でも快適に使うことができます

ただ、雑音の多い場所でも使うかどうかは人によって違いますよね?

だから、必ずしも「周波数帯ごとに細かく音量調整のできる高価な補聴器」を買う必要はないのです

実際、軽度~中程度の難聴の方の中には「集音器でも十分快適だよ」とおっしゃる方もいらっしゃいます。

また、高度の難聴の方であっても、「集音器でちゃんと聞こえる」という方もいらっしゃいます。

「テレビの音が以上に大きい」「怒鳴るような大声でないと聞こえない」というような音を大きくすれば聞こえるタイプの難聴であるなら、集音器で十分聞こえる可能性があります

重度の難聴の場合90~110デシベルほどでやっと聞こえるようになるのですが、このくらいなら集音器でも出せるモデルはあるのです

ちなみに110デシベルは、「車のクラクション」や「選挙カー」と同じくらいの音量です。

だから、「補聴器高いなぁ」と思っているなら、ぜひ集音器を試してみてください

ただ、あまりに安すぎる集音器は、音割れが発生し、聴きたい音が全然聞こえなかったり、頻繁ひんぱんにハウリングが発生したり、1年もたたずに壊れてしまう可能性があるので、以下のポイントに気をつけましょう。

  • ハウリング抑制機能の高いモデルの見分け方
  • 難聴のサポートに必要な出力音域
  • 耐久性

ハウリングとは以下↓のような不快な音のことです。

※再生する際は音量に注意してください

ハウリングは「システムで抑える方法」と「形状で抑える方法」があります。

システムで抑える形状で抑える
機能が良いほど
価格も高くなる
リーズナブルな価格

ハウリング抑制機能が高くて、リーズナブルな集音器を求めているなら、形状に着目しましょう

見分け方はとても簡単で、「ハンドル」がついているかどうかで判断することができます

ハウリングは「周囲の音を拾うマイク」と「使用者の耳に音を増幅して届けるイヤホン」の距離が近いと起きやすくなります。

「ハンドル」がついていると「マイク」と「イヤホン」の距離を離すことができるので、ハウリングが発生しずらくなります。

なお、耳掛けタイプの集音器の場合は、「マイク」と「イヤホン」の距離を離せる形状なので「ハンドル」の有無を気にする必要はありません。

難聴は高い音から聞こえずらくなります。

年を取るとモスキートーンが聴こえなくなりますよね?

そのため、ただ音を大きくする機能があるだけでは不十分なのです。

難聴をしっかりサポートするには、高い音まで出力できる必要があります

日常生活に必要な音域は500~5000Hz程度です

男性の声は500Hz程度。

女性の声は1000~2000Hz程度です。

しかし、「さ行」や「た行」のような空気を含む音の場合、部分的に4000~5000Hzになることもあります

だから、500~5000Hz程度出力できる集音器を選びましょう

これだけの音域をカバーしていれば、「佐藤さとうさん」や「斎藤さいとうさん」といった人名も、「砂糖さとう」「醤油しょうゆ」といった単語もクリアに聞き取ることができます。

良質な集音器であれば、少なくとも2~3年は使い続けることができます。

しかし、安いものは壊れやすいので注意が必要です。

特に「耳掛けタイプ」のコード部分は断線しやすいので、きちんと補強されているものか、元から断線しずらい素材で作られているものを選びましょう。

また、「汗っかきの人」や「雨に濡れてしまうことがある」場合は、必ず防水機能のあるものを選びましょう

集音器には防水機能がついていないモデルが多いので、水に濡れてしまうと壊れてしまいます。

では、以上の点を踏まえて「雑音の少ない環境で使う人向けのモデル」と「仕事や屋外などでも使う人向けのモデル」に分けておすすめの集音器を3つご紹介します。

雑音の少ない環境向け
みみっこ
雑音の少ない環境向け
SOPPY
仕事で使う人向け
みみサポ スマート
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]


価格:7,100円(税込、送料無料) (2025/5/28時点)

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価格:17,600円(税込、送料無料) (2025/5/15時点)

ハウリング&雑音抑制
防水機能
保証期間90日間全額返金:30日間
故障・不具合:1年間
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価格:7,100円(税込、送料無料) (2025/5/28時点)

「みみっこ」
  • 「耳掛けタイプ」だから落としにくい
  • 断線しやすいワイヤ―部分の強度が高いから長く使える
  • イヤホンタイプより大きい音が出せる
  • 物理ボタンだから触れただけで設定が変わらない

イヤホンタイプだと「落としてしまうのではないか」と不安な人におすすめの「耳掛けタイプ」の集音器です。

耳の遠くなった母親にプレゼントしました!

だいぶ聞こえる様になり大変満足しました!

90歳の母のために購入しました。

高価な補聴器を購入して、落として失くしたという話を周囲で聞くので、まず手ごろな価格のこちらで試そうと思いました。

高齢なので付け外しに四苦八苦していますが、いざ付けてみると私の声もよく聴こえるようです

結構大きめの音量にしていますが、ハウリングも無いようです。付け始めてまだ三日なので、慣れが必要だと思いますが、このまま継続してくれればいいと思っています。 あとはできるだけ長持ちしてくれることを願います。耳に掛けるワイヤー部分だけでももう少し固く?太く?なっているか、形を固定(保持)できるようになっていると、曲げ伸ばしの負担がかからなそうな気がします。

前回購入し便利に使わせていただいておりましたが、なくしてしまったようです。

前と同じ方が使い方がわかるとのことでしたので、リピート購入させていただきました

よく聞こえるそうです

「みみっこ」を購入するならこちら↓↓↓

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価格:8,580円~(税込、送料無料) (2025/5/28時点)

SOPPYの特徴
  • 「メガネ」や「マスク」に干渉しない
  • ケースから出すと自動で電源ON
  • 落下防止ストラップ付

音質が良く、ハウリング&雑音抑制機能が高いのに安いので、コスパを重視する人におすすめの集音器です

母に購入しました!

他にも色々かって見たけど一番テレビの音が聞こえやすいらしいです!

元々生活には支障ない程度の難聴でしたが 最近 さらに テレビの音や 話し声が 聞こえにくくなり でも補聴器は高いし、集音器に興味がありました。

でもテレビショッピングとかで紹介してるのは ベージュで いかにも 年配の方が使うみたいで 躊躇してたのですが こちらの商品は 見た目も良く 付けても良いかなと思い購入。

テレビの音も 全て めちゃ聞こえます

買って良かったです。

これから会話も楽になりそうです。

91歳を迎える母にプレゼントしました

今までの集音器よりもフィット感もあり聞こえやすいみたいです

ただ 年齢的に使い方を覚えるのは大変そうで 音量、脱着、装着は手伝ってあげないとかなと思います

音量の所を触らずに付け外しはなかなか難しそうですね笑

補助してあげないとですが 聞こえるようになって良かったです 配送も早くて助かりました

SOPPYの集音器を購入するならこちら↓↓↓

仕事や雑音の多い場所で使うならコレ

「みみサポ スマート」は関西で有名な「メガネ」と「補聴器」お店「メガネ本舗」が作った集音器です

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]


価格:17,600円(税込、送料無料) (2025/5/15時点)

イヤホンタイプの特徴
  • 補聴器で採用されているレシーバーを採用
  • 納得できなければ全額返金
  • 大きな音は小さく、小さい音は大きく自動で増幅されるのでうるさくない
  • 防水機能があるので、多少の汗には耐えられる
  • 5500Hzまでの高音域に対応

ここでご紹介した集音器の中で1番性能が良い集音器です

集音器でありながら、補聴器で採用されているレシーバーが採用されています

また、自動で音は小さく、小さい音は大きく増幅されるので、一般的な集音器にありがちな「自分の声がうるさく聞こえる」ということがありません。

家でテレビを見たり、家族との会話のために使うのであれば、これほどの性能は必要ありませんが、仕事などで使うのであれば、これくらいの性能がちょうどいいですよ。

耳掛け式の補聴器を1年位使っていますが、どうも正面からの声が聞き取りにくくて困ってましたので、一度集音器を使ってみたいと思い購入しましたら、想像以上にはっきりと聴こえ喜んでます

ただ知らぬ間に落とすかもしれないなのが心配です。

とても使いやすいです

音量も、イヤホンから案内されますので、とてもわかりやすいです。

充電残量も、ケースの表面に表示されて、スタイリッシュで、良いです。

クリアーに聞こえます。 買ってよかったです。

集音器や補聴器ではあまり良い情報がなかったので敬遠していたのですが、この商品は安価だったのと販売がメガネ本舗でありアフターケアの安心もあり購入しました。

使用の感想は装着の違和感が殆どないことと変な雑音も無いこと。

また左右で別々に音量をコントロール出来るので使いやすい。耐久性だけは不明のため星4としました。

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