市街化調整区域にある農地を手放す方法

市街化調整区域にある農地を手放すには、一般的に「相続土地国庫帰属制度」や「土地の有料引き取りサービス」などがありますが、こういった方法には厳しい条件があったり、多額の費用が発生します。

特に市街化調整区域内にある土地は、活用法が限られるため、費用が割高に設定されています。

また、手続きにも手間と時間がかかり、とても大変です。

そのため、ここではそういった方法はおすすめしません。

そんな方法よりも、もっと安く、もっと簡単に市街化調整区域内にある農地の所有権を手放す方法があります。

それは、無償譲渡むしょうじょうとです。

無償譲渡むしょうじょうとなんて言われても、誰に譲渡するの？そんなに都合よく引き取ってくれる人なんていないんだけど…

それなら、「みんなの0円物件」というサービスを使ってみてはいかがでしょうか？

「みんなの0円物件」ってなに？

土地を「手放したい人」と「譲ゆずってほしい人」をつなぐマッチングサービスです。

このサービスは2020年に、国土交通省の「空き家対策担い手強化・連携推進モデル事業」に採択されており、日本各地の自治体とも連携協定を結んでいます。

不動産の処分に困った人が役所に相談しに行くと、役場の職員からこのサービスを紹介されることもあるようです。

また、「役場の職員」だけでなく、「弁護士」や「不動産業者」から紹介されたというケースもあるようです。

0円物件という名の通り、利用料は無料で、平均15日程度でマッチングします。

「相続土地国庫帰属制度」や「有料引き取りサービス」とは違い、利用条件は一切ありません。

どんな種類の土地でも、どんな状態の土地でもOKです。

建物や残置物があっても、撤去する必要なし
草ボーボー、どんなに荒れ果てていても、そのまま譲渡可能
土砂災害警戒区域内にある農地でもOK
まだ相続登記が済んでいなくても問題なし
境界線が確定していなくても、確定させずに譲渡可能

「みんなの0円物件」では、過去に何度も農地の譲渡が成立しています。

また、農地だけでなく、以下のような不動産であっても、円満えんまんな譲渡じょうとが実現しています。

過去に譲渡が成立した土地の一例

知らない人の墓地のある山林
急傾斜地崩壊ほうかい区域内にある未接道の土地
半壊状態の家がある土地

…など

農地というと、土地は複数ありますよね？

「みんなの0円物件」なら全部まとめて引き取ってくれる人を見つけることができますよ。

利用者の声

掲載後早速メールを頂き、その後はLINEでのやり取りだけで、我々の様な高齢者(夫85歳、私78歳)でも意外な程スムーズに事が運び、インターネットの凄さに改めて驚きました。

反響の大きさには、ただただ驚きでした。受付開始からわずか１時間で４件の申し込みがありました。

過去には、何年もかけて、さまざまな方面に譲渡を持ちかけていたのですが、いずれもうまく行きませんでした。

それが、わずか１時間で４件、まさに夢のようでした。

処分したい物件がある自治体の役場で紹介してもらいました。役場の紹介だったので思い切ってコンタクトを取ってみました。
本当に良かったと思います。相続登記前の物件も扱ってもらえる事がとても有難いです。（相続登記費用や、建物内残留物撤去費用など、どうなるか分からない状態で費用をかけたくなかった）私の周りでも、ど田舎の家の処分に困っている人がたくさんいます。微々たる力ですが、もっと色々な人に知ってもらえる用に発信していきたいと思っています。